tobira

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メンテナンス

2019.12.26

ここ最近、水まわりの修繕の依頼をいただくことが多く、
水漏れをして床が変色したとか、お湯が急にでなくなったとか、
一戸建てやマンションではだいたい25年前後でお湯の配管にひびが入って 水漏れを起こすことがよくあります。これは割と突然起こります。

 

住まいのこういった水回り設備は普段からメンテナンスをするということはあまりありません。
壁の中に配管が通っているケースが多いので、壁を壊してまで点検をするということはなかなかできません。
自動車のように定期的に点検を受けて、オイル交換やタイヤの交換などをするのとちがって、
住まいの場合はそういう制度がありませんので、住んでいる方が自主的にするしかありません。

 

目安としては、外壁と窓まわりのシーリングは約15年~20年に一度、
水回りの配管は約25年~30年に一度程度メンテナンスするようにしたいです。 こうすることで家の寿命も永くなり資産価値も上がると思います。

 

欧米では、自分たちで外壁の塗替えや内装の塗装のメンテナンスなどをする習慣があり、 築後100年をこえる建物が高値で取引されています。
きちんと家の為に自分たちでメンテして大事に住まう、 こんな習慣も日本に根差すと住文化もより健全になるのでは。